月曜日, 8月 04, 2008

IMさんへのメール

こんばんは。
赤塚不二夫が亡くなったり、ソジェニーツィンが亡くなったり、先般は、小田実がいっちゃったり、どんどん時代が過ぎてゆくのに、わが身ときたらこの暑さの中で停滞したきりです。ここらで、ちょっと元気出さなくては!

ところで、朝日新聞の「天声人語」をネットでも読めるのはご存知ですか?
http://www.asahi.com/paper/column.html

わたしは岩倉に引っ越して一人暮らしを始めてから、新聞というものをとっていないので、だいたい、朝か昼に入った食堂や喫茶店、夕方立ち寄った飲み屋なんかで新聞を読んでいるのですが、印象に残ったコラムを、家に帰っても一度ネットで読み直し保存するようにしています。

今週は8月1日の天声人語が、心に止まりました。鶴彬という戦前の反戦川柳作家の話です。

2年ほど前、田辺聖子の作品で、大阪の岸本水府という川柳作家の評伝小説、「道頓堀の雨にわかれて以来なり」というのを読みましたが、そのときに少し鶴彬のことが少し書かれていて、名前と1つ2つ川柳を覚えていました。

天声人語によると、鶴彬の評伝が映画化されるようです。最近若い人が、小林多喜二の「蟹工船」読んでいるらしい。本屋さんに行くと「蟹工船」の特別コーナーがあるのです。世の中迷走しだしたのでしょうか?それとも、ぼくが老いぼれて重心が狂いだしたのでしょうか???

そのくせ村上春樹もとても気になる・・・